家にいる時間が長かったこの冬のお休みに、
何年も開けたことのなかった戸棚の整理をしました。
うっすらと埃を被ったその棚には、
古いアルバム、子供たちの成長の記録、学生の頃に集めた建築雑誌の
切り抜き、今は天国にいる祖母からの手紙…
淡い夢のような遠い記憶が、懐かしい思い出として次々と蘇ってきました。
その中に、実家から持ってきたファイルがひとつ。
中からでてきたのは、中学1年生の頃に書いた「将来の夢」という文集でした。
初めて読むかのように少しわくわくしながら自分の名前を探すと、そこには
「将来の夢は建築関係の仕事をやってみたい」
「家の間取りを見るのや物のデザインをするのが好き」
「大きくなったら自分で考えてデザインした家をつくってみたい」
と拙い文字で沢山の夢が書かれていました。
高校生の頃には、何となく建築って面白そう、住宅設計の仕事に
就いてみたいと考えていた事は記憶にあるのですが、中学の頃からの
はっきりとした夢だったとは私自身全く覚えていませんでした。
思い返せば、人形本体よりもリカちゃんハウスに興味津々だったり、
天井を見上げては「あそこが床だったら…」と空間遊びをするのが好き
だったり、不動産屋さんのチラシに勝手に部屋を書き足したり…
確かに子供の頃からそういう兆しは沢山あったのかもしれません。
文集を隣りで覗き見していた息子は、「お母さん、夢叶ってるね」と一言。
その言葉を耳にしながら、遠い昔のあの頃の自分に「あなたの夢は
ちゃんと叶っていますよ。」と伝えてあげたい気持ちになりました。
私たちの会社では、社長の林がよく「強く願えばその想いは絶対に叶う」
と言います。林が発した夢のようなことが数年後、
実際に叶っている場面にも、今まで何度も立ち合ってきました。
それはお客様の夢も同じです。
最初にお会いした時には、「夢なんですけど…」とお話くださったことが、
1年後には日常になっている。
そんなご様子も沢山見てきました。
これから私が叶えたいこと、実はまだ続きがあります。
「あの頃のあなたの夢は叶っているよ」と
遠い未来の自分から、いつかまた言ってもらえる日を夢見て。
お星さまに感謝をしながら、その想いを今日もノートに綴ります。
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