2024年を迎え、気持ちも新たに一年のスタートを切りました。
今年は暦の上では甲辰(きのえたつ)。
「成功という芽が成長していき、姿を整えていく年」なのだそう。
この前の甲辰は60年前の1964年、東京オリンピックが開催された年で、まさに日本が高度経済成長へ向かう始まりの頃ですね。
暦なんて一見このAI時代の日常にはあまり関係ないようにも思えますが、実は色々なことがこの暦の上に成り立っていることに気づきます。
斯く言う私も、元々はあまり信心には無頓着な方で、年に一度の初詣と苦しい時の神頼みくらいしか記憶にはないのですが、エムズデザインで沢山のお客さまの門出に立ち合わせて頂くようになってからその大切さを知ることになりました。
建築の世界では技術が進んだ現在でも、暦だけでなく昔から守られてきた色々なしきたりや慣習、例えば、地鎮祭や上棟式などの式典、着工の日取り決めや土地や間取りの方位方角、鬼門など実に数多くあります。
ご存知の方も多いとは思いますが、社長の林は実家が寺院のため、まさに子供の頃から暦や方位などをとても大切にして育ってきました。
それなので、日頃から神仏やご先祖様への感謝はもちろん、土地や自然をリスペクトし、星回りや暦などを当たり前のように日常に取り込んでいます。
もちろんそれは仕事の上でも、
新しく土地やお住まいを探している方には、方角や場の空気感を感じアドバイスし、建て替えで古屋を解体した方には、床鎮めと言って少し更地のまま日にちを空けることをお勧めし、間取りの方位や鬼門・裏鬼門にも目を光らせ、工事が始まる方には解体や着工に日の良い日付を選びます。
中には、そんなの必要ないとかスピリチュアルみたいで胡散臭いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分のことを宇宙人と呼び、お客様のため、スタッフために月の満ち欠けまでをいつも気にかけている林を間近で見ていると、それはとても必要なことのようにも感じてきます。
どうせ迷信でしょと一蹴してしまう事は簡単ですが、実際に何十年も生活をする家の工事の時期や方位などに留意し祈願することには、居住者がより安心・安全に暮らせるようにとの意味が込められています。
林がそこにこだわるのは、それらがただの占いなどではなく、昔の人の知恵であったり、長年の統計学、環境学に基づくものだからなのだと教わったことがあります。
確かに家を取り巻く環境は自然の摂理に大きく影響を受けるので、実はそれらを全く無視してしまう方がとても不自然なことなのかもしれません。
他の設計事務所や住宅会社では、そこまで気にする所はほとんど無いのではないかと感じます。
こうして昔からの知恵をお借りしながら、現代に合わせて最適な住環境を作るエムズデザインは最強なのかもしれない、と少しだけ信心深くなった私は感じています。
エムズデザインは今年、創立35周年を迎えます。
現代では忘れられがちなことも大切に、信念を持って貫く姿勢は
創立当初から、そしてこれからも変わらないと信じています。
写真はbossブログより。そちらも合わせてお読みいただけたら嬉しいです。
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