設計図書製作
2019/06/17 Posted by: カテゴリー:miutoの設計日記
今は、ご相談者様の設計図書を作っています。
設計図書とは、ご相談者様や工事に関わる業者さんが参考にする書類で、
金額に関すること以外の様々な情報が載るものです。
工事の規模によって書類の量や設計図書の数が変わってきます。
今回は、エムズデザイン用、工事の方々、ご相談者様などに
5部ほどご用意することになりました。
僕は、今回初めて設計図書を作ることになり、
エムズデザインの先輩方に教わりながら設計図書を作成していきました。
設計図書の内容は見てもわからない部分もあり、
勉強をしながら資料を集めることが多い作業となりました。
設計に関する書類の一つとして、詳細図というものがあるのですが、
これは使用する家具の寸法や取り付け位置を書いたり、
施工を行う時の細かい収まりを書いたりしたものです。
この詳細図は、施工現場をあまり見たことのない僕にとって
少し難しい部分となりました。
普段の生活では見えていない下地の部分の作り方や
使用される材料など知らないことが多く、
先輩方へ質問をしたり過去の資料を参考にしたりして作成をしていきました。
また、詳細図の他にも床、壁材などの商品情報も収集しなければならず、
様々な企業の商品を見ることになり、建物を造る情報の多さに驚きました。
この膨大な情報を着工前に整理し、プランを立てられる様になるには、
設計図書を簡単に作成できるぐらいの技量を
身につけなければならないのではないかと思いました。
今回、作成の中で、設計内容から必要となる情報まで幅広く学ぶことができました。
まだまだ教えていただきながらでしか作ることができませんが、
お客様に僕が作成した設計図書をお渡しできる日が来ることを楽しみにしています。