海外からインスピレーションをもらう
2019/05/27 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
私たちは普段会話の中で「海外っぽい」
という言葉を使うことがよくあります。
それは、オシャレでカッコよくて素敵というときなどに。
なぜ海外っぽいといい感じなのか、、、
今週、代表の林とチーフの小笠原が
デンマーク視察のために出かけておりますが、
サッシやレンガなどの工場見学や設計事務所への訪問などのほか、
実際の現地の方々の住まいも見せていただける内容となっており、
どのような家にどのように暮らしているのかを学んできます。
ではなぜ海外のお家だと素敵と思うのでしょうか、
理由のひとつは、まず素材にあるのではと思います。
デンマークでいえば、石、レンガ、塗りの壁、木製のドアや窓。
無垢の木の床や家具に、ガラス、布、皮製品…。
近年日本の一般の住宅には、プラスチックやビニールなど
見た目が本物と変わらずに作られた素材を使うことが多く、
それはそれできれいで丈夫なのですが、
味わいがあまり感じられない気がします。
ですが昔ながらの日本の家や和の建築では、
木、紙、土、石、、といった素材であることが多く、
繊細な美しさを表現することができていたように感じます。
つまり私たちが「海外っぽくて素敵」と思うのは
本物が上手く使われた空間、空気感であり、
また、暮らしの歴史や文化などのセンスが加わって、
より素敵に感じるのではないでしょうか。
私たちは、HPの「エムズの家づくり」でも掲げているように、
上手に「本物」を取り入れていくことをおすすめしています。
今日のこのブログから、
ちょっとだけ「本物の良さ」を感じるきっかけとなっていただけたなら…
それでは、また。
yoko