リフォームって、こんな事もできるんです。
2016/08/05 Posted by: カテゴリー:Genba Diary
いつもありがとうございます。
m’s Designの松原です。
今回は、古くなったトイレを新しく入れ替えた時のお話し。
今はどこのメーカーも節水型のトイレが基本で、
従来の便器に比べて、70%程度も節水できるようになりました。
流行のタンクレスともなれば、サイズも小さくなり、
狭いトイレ空間にデザインもゆとりも生み出す事ができますね。
しかし、サイズが小さくなることは良いことばかりではありません。
問題となるのは、便器を外した時に出てくる床のシミです。
通常は”クッションフロアー”と呼ばれる、
ビニル質の床材が仕上げとして貼られている事が多いので、
トイレ交換に合わせて内装工事も行ってしまえば
シミの問題は解消されます。
しかし今回は、フローリングに便器がそのまま設置されているので、
簡単に貼り替えるわけにもいきません。
↓便器を外すと、、、
このままタンクレスのトイレを設置すると、
サイズが小さくなるので、手前のシミがおもいっきり出てきてしまいます。
さて、どうしましょう、、、。
そこで今回はリペアという工法を選びました。
いつも物件のお引き渡し前に補修をしていただく
リペア屋さんにお願いしました。
↓シミの表面を大胆に削り取り、パテで表面を平滑にしていきます。
↓パテが乾いたら、周りのフローリングの色に合わせた調色したペンキを吹き付けていきます。
車の板金に似ていますね!
↓そして最後に木目を描いて完成!
↓素晴らしいですね〜。これで便器を設置すれば、シミはほぼ分かりません。
これで工事は無事に完了!
ちなみに、、、
お客様よりも、便器を取り付けた設備屋さんが一番驚いていたというのは
ナイショの話しです。
さいたま市桜区の現場より