SDGs ー 母なる地球のために
2020/02/22 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
SDGs(持続可能な開発目標)という言葉自体は、
日本でも大分浸透してきたように感じます。
しかしながら、その詳しい内容や、本来の目的をしっかりと把握している人は
ごく僅かではないでしょうか。
エムズデザインでは北欧の家モアナチュアを立ち上げてから
SDGsに関する取り組みへの意識がより強くなり、
私たちにできることを、話合う機会が多くなりました。
先日、Scandinavian Livingの小林さんがオハナにお見えになった際も
SDGsについて、その中でも特に環境資源についてたくさんのことを学びました。
自分たちが住んでいるこの地球ではどんなことが起きていて、
このままだとどんな未来が待ち受けているのか。
まずは、それを「知る、意識する」ということがとても大事だと、
小林さんはおっしゃっていました。
やはりヨーロッパ諸国の方々に比べて日本人は非常に環境問題への意識が低い。
それは、世界に出れば一目瞭然で、
昨年の5月にデンマークを訪れた林と小笠原は、個人邸にお邪魔させていただいた際、
そのお家の大学生の息子さんが大人たちの会話に混ざって、
地球環境や世界経済について、自分の考えをしっかりと伝えていたことに感銘を受けたと言っていました。
ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんも、現地の学校を訪れた際に、
子どもたちが環境問題に恐怖心を抱いていることが印象的だったと述べられていましたね。
私が参加したとある授賞式でスピーチを行ったアニメーション監督の新海誠さんも、
ヨーロッパで「天気の子」を上映すると、環境問題についての映画だと捉えられ、
日本との意識の違いに驚いたと言っていました。
でも、近年頻発している様々な自然災害を実際に目の当たりにすると、
もはや気候変動などについて意識せざるを得ないところまできているのではと私は思います。
どう考えても、地球はおかしくなっている。
それを見てみぬふりをして、今までと同じように暮らしていくというのは
不可能なのではないだろうか。
本当に小さなことからでいいから、みんなが意識を持ち、
出来ることから変えていくことの大切さをひしひしと感じています。
「良いものを長く使うこと」「構造と断熱にこだわること(=エネルギーの無駄遣いを無くすこと)」
などというのは、エムズデザインが創業当時から大事にしてきたポリシーです。
今まで私達が真剣に取り組んできたことは間違っていなかった。
家づくりを考えることが、環境問題を考えることにもなる。
住むだけで、お客さま方が何も気負わずとも
地球に優しい暮らし方ができるような家づくりを続けていけたら素敵だなと思っています。
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