昨年の春頃から工事が始まったS様邸のMODER（モア）の家が、

師走の寒い時期に完成し、無事にお引き渡しを終えました。
毎回このお引き渡しの時に、完成した家の至る所を見ていると、
そのお客様との出会いから引き渡しの日までにあった、学びや苦労、

そして沢山の喜びが思い出されます。

 

 

 

 

 

こちらの本格的なMODERの家は、

断熱システムと外壁材、木製窓、レンガ、キッチンに至るまで、

全てデンマークの建材や仕組みを家中に取り入れた造りになっています。
お引き渡しの日は外は凍えるような寒さでしたが、

内外二重の断熱材とセントラルヒーティングの暖房の効果で
家の中はどこにいても、師走とは思えないようなポカポカとした優しい暖かさで、

その成果を肌で感じる事ができました。

 

 

 

 

 

今回、お客さまのお考えとエムズデザインの思想が上手く合致して、

機能的にもデザイン的にもこれだけ優れた家が生まれたのだと感じました。
家という商品を売るのではなく、オハナ（家族）として未来を見据えて、一緒に創り上げていく。
日々の打ち合わせやミーティングでは、そのことを何度も話し合い、

S様もその考えと共に歩んでくれたからこそ実現できたのだと思います。
その歩みに僕も参加できたことを嬉しく思います。

 

 

 

 

また、今回の新築での自分自身の新しい経験としては、

特徴的な三角屋根の家の上棟に参加し、構造を間近で見て触れ、

新しい空間を知ることができたこと、
また、海外から取り寄せた建材からは、日本の物とは違った視点で、

デザイン性や機能性、暮らしの豊かさなども感じることができました。

 

 

 

 

 

こうして2020年を締め括りを、

このような素晴らしいお引き渡しで終えられた事を心から嬉しく思いました。
今後も春頃には外構の植栽工事も行なっていきますので経過も楽しみにしていてください。