新しきと古きの共存
2017/07/23 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
こんにちは。PR担当茶木です。
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この夏、久しぶりに母校である早稲田大学へ足を運びました。
大学のキャンパスを歩くのは何年ぶりだろう。
私が在校生だった当時から新しく建て替えられた校舎もありましたが、
変わらない場所もたくさんあり、何よりその熱気に溢れた空気感を
とても懐かしく思いました。
母校へ赴いた目的は恩師が主催するトークショーだったのですが、
その前にお気に入りの場所へ立ち寄ることに。
キャンパスの片隅にひっそりと佇む、演劇博物館です。
1928年に建てられたとても古い洋風の建物で、イギリスの劇場を模して
設計されています。
正面にある張り出しが舞台、図書閲覧室が楽屋、建物前の広場が一般席
という様に、建物自体が一つの劇場資料となっています。
歩くたびにキシキシと床が鳴り、静かな建物の中に、床の軋む音が響くことを
とても心地よく感じられる場所です。
最後に訪れてから10年近くになりますが、何も変わっておらず、これからも
変わらないだろうと確信させてくれるような堂々とした佇まいをしています。
まだ入社して日の浅い私ですが、社長の林からは何度も「新しければいいという
わけではない」ということを聞かされました。かといって、古いものにこそ価値があると
言っている訳ではない、と解釈しています。
大学のキャンパスを歩いていて、新しくてスタイリッシュな建物と、古くて味のある建物が
上手く共存しているように感じました。
このバランスは家づくりにおいても大切になってくるのではないかと思います。
新築の家に思い入れのある家具を置いてみたり、古くなった家の柱や梁を残して最新設備を
取り入れてリフォームしたり。
新しきと古きが上手く共存できたとき、より心地よい空間が生まれるのでは。
そんなことにも思いを馳せた母校訪問となりました。
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