間取り変更を伴うマンションリノベ ー床下地のレベル調整ー
2020/02/15 Posted by: カテゴリー:Genba Diary
新しくマンションリノベーションの工事がスタートしました。
壁を取り払い、広々としたLDKにするプラン。
このように間取り変更をする際や、床の仕上げを変更する際などに
まず大事になってくるのが、「床下地のレベル(高さ)を合わせる」ということ。
マンションの場合、床下地とは、フローリングなどの床材の下のコンクリート部分を指します。
完成してしまえば見えない部分ですが、快適に暮らすための重要な工程です。
今回、リビング隣の和室も全て繋げて一つの空間にしていくのですが、
元々は別の部屋だったため、どうしても床下地の高さが違ってきてしまいます。
下地ではほんの少しの段差でも、実際に仕上げの床材を貼ると
足触りなどが気になったり、床鳴りの原因になる場合もあります。
そのため、床下地の段階でレベルを均一にする作業が必要となるのです。
写真を見ていただくと分かりやすいですが、
和室があったところとリビングの境目にほんの僅かな段差がありますね。
ここを左官屋さんがモルタルで埋め、
更にレベラー工事(コンクリート躯体の上にゆるいモルタルを流して平らな下地をつくる工事)を行い、
一つの空間になっても平滑で違和感のない床にしていくのです。
こちらのお家はその上にカーペットを敷いてエレガントな空間に仕上げていきますよ。
マンションリノベーションでは他にも戸建てとは異なるポイントがいくつかありますので、
また随時紹介していきたいと思います!
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