後輩と現場確認へ
2020/11/01 Posted by: カテゴリー:Genba Diary,miutoの設計日記
今回は、後輩のNさんと一緒に北欧住宅モアの新築現場へ行ってきました。
僕は何度か現場を訪れていますが、Nさんは上棟以来となり、
今回デンマーク製の木製窓も取り付いたものを実際に見るのは初めてとなります。
足場や養生などがある関係で窓を大きく開けることはできませんでしたが、
操作の仕方などを一緒に確認しました。
現場では造作家具を取り付ける部分も多くあり、
家具職人さんと先輩のYさんの打ち合わせにも一緒に参加し、
普段現場で行われているやりとりを目にすることができました。
それは事務所での打ち合わせとは違い、明確な段取りの内容で、
シビアにかつ、スピードを重視した話し合いでした。
設計の打ち合わせでは、デザインや使い方などを考慮した上での、
素材や作りの方などを中心にお話が進むのですが、
現場では、細かい納まりや、工程の段取りなど施工視点の話が中心で、
同じ家具職人さんとの打ち合わせでも大きく違う印象を受けました。
その他には、内装の下地の位置の墨出しを行いました。
墨出しと言っても細かく寸法を出すのではなく、
下地が来る目安の位置にテープで印をつけていくもので、
図面から指定された位置を想定していきました。
場所によってはどれぐらい下地を入れておけば良いか判断が難しく、
相談しながらの作業となりました。
いつの間にか事務所に戻る時間となり、
車の中ではNさんからの質問や現場の話などをしながら帰ってきました。
実際に現場を知る事は、設計をする上でとても重要な事が多く、
無理な納め方になっていないか、工程はスムーズに進むかなど、
色々視点で確認する事が必要だと思いました。
他の現場にもなるべく多く足を運び、色々と学んでいきたいと思います。
現場での先輩方。かっこいいです。