こちらのお施主様に最初にお仕事を頂いたのは2008年、遡ること14年前になります。
当時メディアに紹介されていた私たちを見つけて、すぐにご連絡をくださいました。

「仕上がりは100％というより、自分の予想をこえて立派になったという感じで200%ぐらいです。」
というお褒めのお言葉をいただいてから今日までの14年の間に、
両手でも収まらないほどのリピート工事をお任せいただきました。
そしてこの度、終の棲家としての家を手掛けさせていただくことになりました。

この家は、完全高齢者対応の平屋新築なのですが、ワンフロアでストレスなく動けるだけではありません。
この先、もっとお年を召されたときに、車椅子でもスムーズに移動できるような通路幅や段差、
手が触れるところの動線、更に介護者のことも考え抜いた“優しさ”と”思いやり”で設計しました。

先日、執り行われた上棟の式典には、林を始め私たちは万感の思いで参加させていただきました。
特別な想いがこみあげてくるこの日を無事に迎えられたことに感謝です。

長いお付き合いの中、ずっと、ずっと、私たちを信頼して工事をご依頼くださった、
このことを考えますと、「嬉しく思う。ありがたい。」という気持ちでは足りません。
その想いを遙かに超えるくらい、めいっぱい感謝の気持ちを込めて、お返しさせていただきたくなるのです。
完成のときに「信じてきて良かった。エムズさんに作ってもらって良かった。」と
どうしても思っていただきたいなと、これが上棟の日に感じた私の思いです。
完成のご報告をまたさせてもらいますね！

ak