もっと収納を楽しく!<前編>
2019/05/17 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
いつもありがとうございます。
店長の松原です。
今回は「収納」の話しです。
(こちらの記事は前編で、事例を2つご紹介いたします)
収納はどこの家にも必ずあるスペースですね。
多ければ多いだけ物を入れてしまうし、
少なければ部屋に物が溢れてしまうし、
何とも頭を悩ませるスペースです。
そんな日々の暮らしに深く関わる収納ですが、
私たちは、お客様のご要望を単に聞き入れるだけではありません。
物が溢れしまう原因を考え、家族構成、趣味、習慣や性格などを
十分に考えてからご提案をおこないます。
そうすることで、使い勝手も良く、物も溢れることなく、
気持ちの良い毎日を過ごすことができるのです。
それでは早速、お客様と作り上げました収納の事例を見ていきましょう。
<事例1>
まずは、ピンクの壁紙がとてもステキなこちらの施工事例。
鴻巣市 松原様|一戸建て住宅リフォーム事例|エムズデザイン [埼玉県所沢市]
大きな姿見が壁に埋め込まれています。
当初はお手持ちの姿見を置く予定でしたが、コンパクトな空間では
姿見を立てかけるスペースも邪魔になってしまいます。
こうして埋め込むことにより、スッキリと空間を使う事ができますね。
収納部屋にはメイクアップコーナーが併設されています。
ヘアーアイロンなどをご使用するとの事でしたので、
カウンターの天板には、人工大理石を用いました。
こちらの人工大理石には耐熱性がありますので、
安心してお使いいただけます。
左側の壁に付いているフックには、時計、ネックレス、イヤリングなどの
小物類を引っ掛けられるように造作しました。
この穴の空いている板は、「有孔ボード」というベニヤ板で、
実は一戸建ての軒天などで使われているんです。
それに木枠の額をつけて、白く塗装しました。
オリジナルで造作したのでサイズもピッタリです!
↓一戸建ての軒天に使われているときの有孔ボード
<事例2>
続きましては、大量の本がズラーーッと並ぶこちらの施工事例。
所沢市 I 様|マンションリフォーム事例|エムズデザイン [埼玉県所沢市]
「とにかく本が多いんです、、、。」とおっしゃるご主人。
こちらの書斎には可能な限り、作り付けの本棚を設けました。
私の経験上、本好きの方がお持ちになられる本は、
参考書、辞書、文庫本、写真集、地図、レシピ、、、などなど
様々なジャンルの本をお持ちなので、奥行きも高さも結構バラバラです。
そういう方には、棚板が細かく動かせる「可動棚」と呼ばれる
棚板が非常にオススメです。
自由に棚の高さを決めることができ、スペースを無駄にすることなく、
たくさんの本を収納することができます。
更に今回は、棚板の奥行きを深くして、
本が前後に入れられるように設計しました。
そう思いながら先ほどの写真を見返しますと、
とてつもない量の本が収納されてますね、、、。
さて、今回はここまで。
次回第二弾の収納は、趣味室とクローゼットルームをご紹介する予定です。
お楽しみに!