形に彩る
2020/05/24 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
皆様、はじめまして。
今年、エムズデザインに設計部として新しく入社致しました村角と申します。
みうと先輩から新人の設計日記のバトンを受け継ぎましたので、
このブログを通して私の成長やエムズデザインの魅力を感じていただければと思います。
私は、4年間建築を学びましたが、大学で学んできたことと実践的な仕事とのギャップに、
日々、喜んだり、悲しんだり、七転び八起きな生活を送っています。
そんな生活の中で、学んだこと感じたことを拙い文章ですが、
一生懸命書きますので、どうぞよろしくお願いします。
今回は設計をする上で重要な、サンプルについて書きたいと思います。
先日、新築のお客様の内装打ち合わせに参加させていただきました。
打ち合わせでは、クロス、床、カーテン、巾木…様々なサンプルがテーブルに置かれ、
それを囲み全体的なバランスを確認しました。
サンプルは、ただ色などの見た目を見るだけでなく、質感や光に当てると
どのように光を反射し、空間にどのような変化を与えるのかなど、
空間を考える上での大きな役割を持っています。
私もYokoさんのお手伝いをさせていただくことがあるのですが
Yokoさんは、色だけでなく、
質感や裏地、光の反射の仕方、光の透過性、クロスと合わせたときの
バランスなど多くのチェック項目を確認した上で、カーテンを決めていました。
しかしながら、私の拾ったカーテンの生地は、
見た目はお客さまの求める「しっかりとした」生地のように見えますが、
触ってみると薄い生地で、ご要望とはかけ離れてしまいました。
自分はまだ表面的な部分しか感じ取れていなく、
本質的な部分が感じ取れていないなと痛感しました。
サンプルを見たり触れたりすることで様々な情報を得て、
想像する空間に落とし込んでいく。
これは設計をしていく上で、必要不可欠なスキルです。
私はまだ小さなサンプルを見ても全体の空間を想像することはなかなかできていませんが、
たくさんのクロスやフローリング、カーペットなどのサンプルを
見て、覚えて、触れて、かざして…
多くのことを感じ、学び、そのスキルを身につけていきたいと思いました。
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