《後悔したくない!二世帯住宅の事例3選》共同生活を楽しむための設計の工夫
2022/10/07 Posted by: カテゴリー:ms_no_miryoku
こんにちは、PRのYiです。
二人の子供たちが小学生になり、働ける時間が物理的に増えたものの、
どうしても参加したいミーティングが夕方まであったり、
少し遠くの現場を見に行ったりするときは
近所に住む義理の母に頼ることがよくあります。
近くに頼れる家族がいるのはとてもありがたいです。
エムズデザインでは二世帯住宅の新築、リノベーションのご依頼をいただくことが多々あります。
家族ひとりひとりがストレス無く共同生活を楽しむためには設計に工夫が必要です。
1、共有ゾーンとプライベートゾーンの上手なゾーニング。
2、各々の生活時間と生活スタイルを検討してスムーズな動線に。
3、生活音にも配慮し、配管などの適切な防音対策。
これらの事に考慮しながら何度も話し合い、それぞれのご家庭に合った家のかたちが見えてきます。
今回は数ある二世帯住宅の事例の中から3つをピックアップしてご紹介したいと思います。
事例1)東京都練馬区。ご両親をお迎えしての新築共有型二世帯住宅
通り土間のある玄関。
共有玄関ですが、直接それぞれのプライベートスペースに行くことができます。
2階リビングは共有ゾーン。ガラスを使い、明るく広々とした空間に。
ハワイのラナイをイメージしたバルコニーもあり、家族団らんが楽しくなるスペースです。
ご両親はまだまだお若く、スポーツ好きのため、
今は完全なバリアフリーにはしていません。
もしも必要になった時にはホームエレベーターの設置や、車いすなどにも対応出来るように設計してあります。
お家の詳細はこちらよりご覧いただけます。
事例2)埼玉県東松山市。増築を伴う部分共有型二世帯住宅リノベーション
親世帯、子世帯それぞれで集まれるリビングをつくるため増築を伴うリフォームを行いました。
ツーバイフォー工法の既存部と在来工法の増築部をエキスパンションジョイントを用いて繋げています。
小さかった共有玄関も広げて、それぞれのプライベートゾーンへ行ける動線に。
おじいさま、おばあさま、ご両親、そしてご依頼者であるFさまに大切に受け継がれているこちらのお家。
この大切な家をFさまとお子さまの時代にマッチさせるため、
リフォームとともに今後の相続などを見越して様々な事柄を整理しました。
お家の詳細はこちらよりご覧いただけます。
事例3)埼玉県狭山市。1階と2階の分離型二世帯住宅リノベーション
2階の息子様世帯は漆喰の壁、無垢フローリングなどの自然素材をふんだんに使った空間に。
リビングからつながるサンルームはご希望がたっぷりつまったオリジナル造作工事。
既製品のサンルームではありません。
透明の屋根を使い、自然光がたっぷり入る。晴れの日は青空を、雨の日は雨音を。
風を感じ、季節の移ろいを感じる。そんな自然な場所になりました。
1階のお父様世帯も断熱材をしっかりと施した快適な空間に。
三世代みんなが楽しく暮らせるお家に生まれ変わりました。
お家の詳細はこちらよりご覧いただけます。
ご家族が多くなり色々な気持ちが絡み合うのも、二世帯・多世帯住宅の特徴です。
私たち、エムズデザインには女性の建築士が数多くいます。
「どうして私の言いたい事がわかるのですか?」…と時々聞かれます。
その答えは、私たちも同じ事を悩むから。
家事の経験がある者の目線で悩みを共有し、プロの視点で解決していく。
ちょっと言いにくい事も思い切って本音で話してみて下さい。
みんなで楽しく大笑いする時間も、ちょっと息抜きのひとりの時間も、
どちらもとても大切なのです。
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