木製ドアの向こう*北欧の家モアナチュアのリノベーション
2020/11/21 Posted by: カテゴリー:北欧住宅
モア仕様の大規模リノベーションをなされたお施主様のお家が
早いもので、一年点検の時期となりました。
少しずつ進めていたガーデンやポーチ廻りの工事のための
詳細のお打ち合わせにと、
点検とメンテナンスが入るこの日に合わせてお伺いしました。
「もう一年も経つんですね。」
話がまとまり一息ついた後、
ご主人が出してこられたリノベーションの資料を集めた
分厚いファイルをめくりながらおっしゃいました。
「最初のプレゼンの図面から全部ファイルしたんです。」
出会ってからだと3年くらいになるんですねと、
綺麗に並べてある名刺を眺めて懐かしそうに話をしながら、
次々と図面をめくって見せてくれました。
初めのプランから途中のプラン、さらに検討したプラン、
と次々プランの変遷が見えました。
今の形に落ち着いて本当に良かったとおっしゃいながら。
当時の様子が目に浮かんできた私たちも、
この住まいを造りあげたのはお施主様の思いであって、
そこを引き出すお手伝いをしたことが
私たちの本当の仕事なのだろうなと思いました。
家づくりといっても、本当に深く、
長く続くこれからの人の生活、人生の物語の大事な大きな部分に
変化をもたらすものだと
改めて気を引き締めて仕事をしなければと、強く思いました。
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