チームワーク
2018/09/07 Posted by: カテゴリー:北欧住宅
上棟から三週間が経ち、益々活気づいてきた北欧住宅の現場にて、
今日は楽しみにしていた現場ミーティングが行われました。
それもただのミーティングではなく、エムズスタッフの他に、
福岡からHusetの中西さん、神戸からScandinavian Livingの小林さん、
その本社のあるデンマークからも代表のヘンリックさんが、
お忙しい中遥々今日のためにお集まり下さいました。
現場では宮大工である棟梁の工藤と、
ビデオ通話でHusetの現場監督の堀之内さんにも加わって頂き、
その様子は「北欧住宅のオールスター、夢の大集結!!」といったところで、
とてもワクワクするひと時でした。
現場ではデンマークから届いた木製窓の取付け方のレクチャーや、
メインの窓のひとつであるリビングの大きなホールディングドアの
仮付けチェックなどが行われました。
日本ではまだ見たことのない専用のビスを使ったり、
アルミや樹脂とは違い密度も重量もある木製サッシを取り付けるための
下地の強度の確認など、
それぞれが専門的な立場で意見を交わしました。
そんな中、印象的だったのは、ヘンリックさんと棟梁の工藤が話をしていた場面。
英語で話す金髪のヘンリックさんと、ねじりはちまき姿で日本語で説明する工藤。
言葉は通じていないはずなのに、なぜかお互いフムフムと通じている様子。
「良いものをつくる」という想いが同じなら、
言葉の違いなど問題ない事なのかもしれません。
ヘンリックさんは「とても腕の優れた大工さんですね」と安心された様子でした。
今回の北欧住宅プロジェクトは私たちエムズデザインで進めているものですが、
北欧デンマークの質の高い住まいや考え方を日本でも広めたいという、この想いは、
今日集まって下さった皆さんを始め、ご協力頂いている多くの方の共通の想いなのです。
ミーティングが終わり空港までお見送りをした後、
飛び立つ飛行機を眺めていると、今日一日の感謝と共に、
皆の熱い想いに応えたいという使命感で胸がいっぱいになりました。
改めて、このような機会を実現してくださった
中西さん、小林さん、ヘンリックさんに御礼申し上げます。