Monthly Archives: 7月 2017

切なさの訪れ

子供のころは、外に出て真っ黒に日焼けして遊んでいた元気な子供じゃなかった。
どちらかというと、
窓から強烈に差し込む西日に映し出される自分の影を見ながら好きなレコードを聴いている子だったかもしれない。
だから、その反動なのか、今
その頃、本当は欲しかった子供らしい元気な姿を、いまになっても追っているのか、まさかこんな歳になってそれはないと思うのだが。
 
梅雨が明けた瞬間、あれだけ楽しみにしていた夏が始まったとたん、
その夏と一緒になぜか「切なさ」が訪れる。
気温が高く、暑くて暑くて大変な日は良いのだが、
ちょっと涼しかったり、秋空のような、ちょっと空が高かったりすると、えっ?って、
まだ夏終わらないよね、って心が揺れてしまう。
 
それでも今年の夏は、何年ぶりかで家族旅行に行かれる。
やりがいのあるお仕事もたくさん入っている。嬉しいです、皆さまに本当に感謝。
久しぶりに花火も見たいし、読みかけの本を持って大好きな海にも行きたい。
まずはベランダの窓を少しだけあけて、小さな音でギターを弾いてみた。
ご近所からBBQの美味しいそうな香りが飛び込んできて、それを盛り上げてくれた。
 
51回目の夏
現場からの帰り、ギンギンに冷えた冷蔵庫のような車内に飛び込んだ瞬間、真夏の幸せを感じる。
ぼくが今まで培ってきた仕事の自信、設計のこだわりをこれからどう出していくか、
今年はこの夏にそんなことを教えてもらおうと思ってる。
 
 
 
 
 
 
 
 
sea
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック

 

思いを込めて綴ったから
それが届けばいいなと思ってる
 
あの日届いたメッセージには
ずっと大切にしてくれていた優しさが
 
時が経つにつれ薄れかけていた思いは蘇り
あの時間が美しかったのだと回想した
 
もしもあなたに返事が届いたなら
あの時代が本物だったのだと伝えられている
 
いつでも二人は with passing time
同じ季節を
 
ぼくと一緒に with passing time
同じ時代を見たのは君だけ
 
ぼくはふたたびあの時のメロディーを奏で
ふたたびあなたからのメッセージを待つ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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