あなたが戻ってくることを、ぼくは誇りに思う。
あなたが戻ってくることを皆、とても楽しみにしている。
皆からあなたへの愛はあの日と同じで、職場には相変わらず笑顔が溢れ、この上ないステキなお客様とたくさん出逢っているよ。
だけどね、知っての通り今年に入り、世の中はすべて変わってしまった。
Covid-19は一瞬にしてぼくらが今までやってきた取り組み方や環境をガラリと変えてしまった。
皆もそうだが、ぼく自身も、今まで経験したことない様々な決断と行動を、毎日、毎日、それこそ、日が変わればまた違った決断をしなければならないという毎日が今も続いている。
自分の決断や行動があっているのかを自ら確認し、仲間に聞き、そんな行動をし続けている。
でもね、
そんな中、ぼくは前進することを選択したよ。
その理由は、今までのお客様のため、スタッフのため、そしてぼくの家族のため。
だから、思い切って今、思いっきり前進をしている。
そうしたらね、
お客さんがたくさん手を挙げてくれた。
たくさんたくさん声をかけてくれた。
スタッフも、テレワークやらなんやら、やったことないことに賛同して、やったことのない取り組みを始めてくれた。
そしたら嬉しいことに、皆の顔色がかわり、そしたら、新しいお客様との出会いが溢れ出した。
この嬉しさが伝わるかい?
ぼくがぼく自身の判断に、このCovid-19の脅威に、不安で不安でしょうがなかったのにも関わらず、いまこの状態であなたの戻りを待てることの嬉しさを。
今日、新しいCADを用意したよ。
これさ。
我々がずっと続けてきたチーム設計の基軸になる新しいBIMシステムだ。
それに、ここ二年連続して、建築学科卒業の新卒者の採用に恵まれた。
この新人さんたちは驚くほど優秀だよ!
目を見張るモノがある!きっとあなたも驚くだろう。
なので、このシステムに早く慣れて、そして若人たちに良き先輩として、またあなたの技術を皆に貢献してほしい。
皆、あなたの戻りを首を長くして待ってるから。
あなたには、子供との楽しい時間を満喫した数年、あなた自身が設計した新築の家での素敵な出来事を聞かせてほしい。
そしてこれからは、今までのお客さまに恩返しをし感謝をしながら、新しく我々を見つけてくださる未来のお客さまに、今日までのあなたの宝物の時間の話をしてあげてほしい。
東京は今日、過去最高の感染者数になったとニュースでいっていた。
世の中の誰もが不安な中、それでも先をみて未来を思い、家づくりをしようとしてくださるお客様のために、我々はもっともっとこの状況に柔軟に変化しながらその道を創っていくのだ。
いいかい?その力になってほしい。
皆が創っているその道を一緒に創ってほしい。
皆、来週あなたに逢えるのを心から楽しみに待っているから。