何を隠そう、根っからの”引きこもり好き”なぼくには持ってこいの今年の夏休みスタイル。
もちろん出かけるのは大好きだけど、何も無いけどとりあえず出かけましょ、みたいなことは全くしない。
逆にぼくはなるべく家に居たいほうなので、まあ家好きだし、快適だし。
とは言っても、この新型コロナウィルスには本当に困ります。
昨今の増え続ける感染者数をみると、予防ももっと強化しないといけない。
毎年、お盆さまを送るとき、いつも母から先祖の供養の言葉を聞く。
母はなにげなく話しているのだが、それを毎年話しているとも思っていないようで、独りごとのようにぼそぼそと語り出す。ぼくの腕にしっかりつかまってニコニコしながら。
実はぼくはそれを毎年楽しみにしていて、その深い慈しみと感謝の言葉に少しだけウルリときてしまう。
終戦を知っている母からの話しはぼくの心を穏やかに鎮める。
その母の話しをぼくの子供たちも覚えておいてほしくて、
でもそれを押しつけるようにはしたくないし、
子供たちは戦争からずいぶん時が経って生まれているけれど、それを知っていると知らないとでは少し違いがでるように感じる、日本人として。
そしてぼくも年一のこの話しをずっと受け取っていたい気持ちになってきている。
夏休み最後の日の今日、気温30°オーバーをたたき出す太陽を遮り、たった今、ねずみ色の雲が立ちこめてきてピカッと光った。
いつもと違う夏、
しかし、いつもと同じ祈りを捧げ、いつもと同じ言葉を聞きながらお盆を過ごした。
いつもと同じ夏、
太陽ギラギラのぼくの大好きな夏、その夏休みが静かに終わっていく。
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