母はこの日を待ちわび、孫の祝いの衣装より自分の衣装を心配し、皆の笑いを誘った。
妻は子の衣装は借り物で十分、と言いつつ、着こなしが自前のようにサマになっていて、また笑いを誘った。
娘、倅、母の三人ものお祝いが重なり、予約しておいたレストランからお祝いのメッセージがド〜ンと三人分出てきて、「こんな事めったにないね!」ってまたまた皆で笑った。
節目を祝うこと、
これは林家にとってとても大切なこと。
それは父が大切にしていたことだから。
あなた達が羽ばたくとき、今日のことを覚えておいてくれたら、、、
あなたの祖母が好きな目黒雅叙園で、とてもありがたい言葉と愛溢れる思い、そして、今日の門出をつくってくれたあなたの母の思いを覚えておいてほしい。
そしてできれば、
あなた達の歴史を目に焼き付けようと、こうしてたくさんのシャッターを切ったぼくの姿を覚えておいてほしい。
おめでとう、
そして、ありがとう。
投稿者: 2021年3月24日|パーマリンク
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