Monthly Archives: 4月 2021

虹の雲

虹の雲を見ました。
 
バルコニーから空を見上げたら
 
虹色の雲がぼくに向かって輝いていたんです。
 
 
大急ぎで娘を呼びに行って
 
ぼくは幸運だなって
 
だから、今の幸せに感謝しよって。
 
 
初めて見た虹の雲
 
ぼくはこの雲が、虹色の龍に見えました。
 
 
 
 
 
rainbow
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック

爽やかな日曜は、

朝からバルコニーだ。
昨夜の雨が庭の土や草をしっとりさせ、バルコニーのセランガンバツの床が乾かぬうちに外を楽しもうと「お外セット」を持ってテーブルに運んだ瞬間
うゎ、思ったより紫外線強!と、当たり前だなと自己突っ込みをしながら
AesopのSPF50を塗ったくった。
 
引き篭もりのぼくにとってバルコニーは最高の趣味室であり書斎でありトレーニング場であり、時にテレワークオフィス化するけどそれはそれで、まあとにかく自分の部屋のように使っている。
今日のような晴れの日は洗濯物と一緒に風になびく植木を横目に、アマゾンで買ってからずっと積んであった本を読んだり、お気に入りのイヤホン(ぼくオーディオマニア)をいくつか持って、とっかえひっかえ同じ曲を何度も聞き比べたり、こんな風に思い立ったことを書き記すためにマックを叩いたりするのがいいね。
そんな麗らかな空気に誘われたのか愛犬ソフィーも寄ってきたと思ったら、ぼくの顔をちらっと見てすぐに、ぼくはこっちで寝転がるよ、といつもの居心地良い場所を陣取った。
晴れの日だけでなく雨の日のここもすっごく素敵で、庇が出ていないほうの窓を走る雨のしずくをギターとともに眺めているのも好きだし、ぼくが大切にしている一人掛けのチェアに腰掛け、挽き立てのコーヒーと過ごす時間も格別だ。
 
バルコニーを設計するときに一番気にすることは、プライバシーとセキュリティ、
その次は”太陽と風 Sun&Wind®”
言わずもがな、プライバシーに関しては人によってまったく異なるから完全注文設計の場合はこの部分のヒヤリングというか捉え方がとても大切になるし、場所によってどのようにするのが良いのかは設計士の実力も出るところじゃないかな。
ウチのお客さまはそこの部分をとても理解してくださる方が多く、だから少しだけオープンにというか、いわゆる洗濯物干し場としてだけでなく、閉ざされた空間としてではなく、気持ちを少しだけ外に開くようにつくることが多い。
ぼくは方角を見て設計するのが好きだから、たとえ南や東がクローズ的でも良い方角を見つけてあげたいし、部屋を明るくするための秘策じゃないけどどんな土地でもその土地の良い部分があるのではないか、と信じていたい。
 
そして、”太陽と風 Sun&Wind®”
人間が心地よいと感じるだけでなく、ウチの犬も植物も、この太陽と風を必要としているのだから、それを考慮した設計がぼくの、そしてエムズデザインの考え方。
別にこの考えはバルコニーだけのことではなく全ての設計の基本だから、昼だろうが夜だろうが、初夏だろが真冬だろうが、断熱性能や窓の位置などをこの”太陽と風”をベースに考えてスル。
そうすることで、ちょっとだけ寸法の違いを与えてみたり、材料の目利きをしたり、施工方法にちょこっとこだわったりするだけで後になってこんなに大きな違いになるということを何度も何度も経験している。
これは正直ね、同業者やハウスメーカーの社員、そして建築士からもオーダーを受けるウチの最大の特徴かもしれないと自己満していますよ。笑笑
そんなふうに、今までのバルコニーとはちょっと違う角度で見てほしいし、もちろん叶えられない事もあるけど、新しい自分を発見!なんてそんな時間をつくりあげるためにもそこで時間を使ってもらいたいと思っています。
 
 
 
 
タンポポの花が綿毛に変わるこの季節
その綿毛がそれを伝えに今ぼくの手を擦っていった
昨日買ってきた新入りのシマトネリコが小さな体を揺らし、眺めるぼくの爽やかな気分を盛り上げた
 
バルコニーでの朝
それはぼくにとって必要な時間
そんなことを想う大切な場所
 
 
 
 
 
210418
 
 
 
 
#バルコニー
#Green & Garage
#シマトネリコ
#オーディオマニア
#トレーニング
#aesop
 
 
 
 
 
 
 
 
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桜を忘れて

   よろしければこの曲をご一緒に… Essence / Renee’ Michele
 (YouTube 音楽が流れます)
 
 
 

あぁ、今年もまた葉桜になってしまったと、数少なくなった花びらを肩に受けながら、今年の桜は散り際が綺麗だな、と悔し紛れに言った。

 
夜、車で帰る途中の桜に、あぁ、やっぱり夜桜は美しいぜ、と対向車のライトに照らされた瞬間にしか見えない桜とのご対面も残念だった。
 
去年は緊急事態宣言の最中、新築のお引き渡し現場の近くの満開の桜と過ごせた時間が幸せだったなと思い出して、今年はまだ咲いてるかもしれないかな、とその道を通ってみたら道路脇に役目を終えたように花は散り終わりがっかりした。
しかしその時にはわからなかったのだけど、実はそのがっかりした時間が幸せだったのだと今になるとちゃんと辻褄が合う感じがした。
 
 
物事の全ては移り変わる時に否が応でもその身を委ねられ、ゆっくりと馴染み、そして溶け込んでいく。
もう少し咲いていよう、とか、
もっともっと綺麗に咲こう、とか
そんなこと出来ないのは自然が教えてくれている、
その教え方さえあくまで自然にね。
 
 
桜を見ることを忘れた、のではなく、
桜そのものを一度忘れてみて、その時の出来事に視点を移してみる、
すると、思い出されるあの時、
さまざまな出来事を桜が飾り立てていてくれた。
 
迷いを抱えうつむくぼくを覆い尽くすように大きな桜の木が温かく包んでくれた時もあった。
家族皆で悲しみの別れを桜の木の下でしたこともあった。
咲き誇る数々の大木の桜が子供達の祝福を共に喜んでくれた時もあった。
 
とてつもなく短いこの季節、
それぞれの人の大切な時間を美しい思い出にするべく、その大切な思い出を飾ってくれるための脇役をあの淡いピンク色の花びらが担ってくれているのかもしれない。
 
 
満開の桜は美しい
しかし桜だけが美しいのではなく
桜とともにつくられる時間、思い出されるあの日の出来事、そのすべてが美しいはず。
 
 
 
この季節になると思い出す
たくさんの出来事の傍らに桜が咲いていたことを
 
そして忘れない
その人だけの桜が咲いていることを
 
 
桜が飾ってくれた美しい思い出のように
大切な人の思い出の中にぼくは生きたい
 
 
 
 
 
 
 
 
2021sakura
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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入社式 2021

今日、エムズデザインは2020年度大学卒業の新入社員を迎え入社式を執り行いました。
この状況下でしたので全員揃っての式は叶いませんでしたが、新卒社員のこの素晴らしき門出を祝い、ささやかですが歓迎会も行いました。
 
昨年の入社式はコロナ禍の緊急事態宣言中だったこともあり8月末に延期だったので、その当事者だった一年目の社員をはじめ、スタッフ皆が今日をとても楽しみにしていました。
 
2021年この日を迎えられたことに感謝をし、明日からまた私たちを必要としてくれている方のために、一丸となり精進して参ります。
 
素晴らしき日をありがとうございます。
 
 
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信じること、
人を思うこと、
そして、自分を愛すること。
 
人は皆大きな可能性を持っていて、でもそれが上手に出せなかったり、自分の可能性ってなんなんだ?とわからなかったり、挙げ句の果てには、もしかしたら自分はそんなもの持っていないんじゃないか?と勘違いしてしまったりすることがある。
このことはぼく自身、とても良く理解できることで、こんな歳になってさえその迷宮に入ることがしばしば。
自分の可能性を信じよう、って言われても頭ではわかっているけど気持ちは不安になったり、何を信じたら良いのか、とか、ちょっと意味がわからなくなったりすることがあるからそんな時に、そんな迷宮に入ってしまう前に誰かが手を差し伸べてくれたらなって…。
 
そこで上司である我々の役目はそこにある気がする。
それは”仲間の可能性を見いだし、それを伸ばすこと”。
いやいや、そんなこと言われてもわかんないし、ましてや、日々自分の仕事が忙しいから、それを見いだし伸ばすことなどできないなどと言ってはいけない。
まあ、こんな口をきく上司はウチには居ないから大丈夫だけど、
それでも、ふとした時に自分を殺し仲間を思わなければいけないと思うし、逆に、常にそれを感じてあげられれば、とても素敵な関係になるのは間違いない。
大人としての対応、ではなく、人としての対応、心からそう思うんだ、
自分の子供を思うように、仲間をね。
 
 
だから若者は上司を頼ってほしい。
信頼して、までは言わないが、ぼくも含め頼りない上司かもしれないが、頼ってみてほしい。
少なくとも今居るメンバーはあなたの今までの生き方を認め歓迎し、自分のことのように一緒に取り組んでくれるから。
そして目の前に居るこの上司や先輩は、これからあなたが抱えていくだろう悩みや出来事を既に経験してきていると思うから。
 
ぼくらエムズデザインは、人と、その人の大切な人を幸せにする仕事をしている。
だからあなたも幸せにならなければいけない。
だからまず自分の可能性を信じることをしてほしい。
そうすることであなたを信じてくれた人の未来を、胸を張ってつくっていく人間になれるから。
 
 
 
 
 
 
 
20210401nyu
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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