Monthly Archives: 2月 2022

誰もが皆、仕事ができる人と一緒に仕事がしたい、
ぼくも若い頃、例にもれずずっとそう思ってきた。
しかし一方で、
仕事ができるってどういうことだろう?
仕事の成績ってどう捉えるのだろう?
そういろいろ考えた時代もあったけど、ふと気付いてからは、単純にそういうことじゃないんだ、ということにも気付けた。
それからは、仕事のみならず、人としての様々な考え方を学ぶことが多くなった。
 
徐々にスタッフが増え、少しずつだけどぼくが親鳥への階段を上り始めた時、仕事としての知識や技術の向上だけでなく、上司として足りぬ人間にならぬよう、考え方や哲学を学ぶことが必要だと何故か自然に思うことができた。
片っ端からその手の本を読みあさり、その上で親鳥の役目は?と考えたとき、子ども達に何を与えなければならないかだけでなく、共に成長していくこと、その術を学ぶこと、そして親鳥のエゴで事を伝えることを避けるため、常に『これは自分のエゴではないか?』と注意すること、
そしてその子と共に人生(鳥生?)が楽しく幸せに過ごせるよう、まだまだ少なく甘い経験かもしれないが伝えていきたいと思っている。
 
 
 
 
今日、一羽の小鳥が卵から孵化した。
新卒入社第一期生 mu 建築士試験合格
 
 
彼を温めてきた親鳥たちは耳を澄ましてその殻の割れる音をそっと待っていた。
本当に優秀な仲間と共に仕事ができている今、顧客はもちろん、仲間を思い、関係業者を敬い、宅配屋さんやご近所まで気を遣うことができること、
これは人として、そしてこれこそが”建築士”という称号にふさわしい優秀な人材なのではないだろうか。
 
彼の素直さ、優しさ、純粋さに、仕事を憶えたくて無我夢中で働いていた若き日の自分を重ね合わせたとき、彼が持つオリジナルの輝きをどう出してあげるかを考えていかなければならないと思った。
 
目を瞑りふと彼の未来を覗いてみると、新卒入社の後輩たちを笑顔でバリバリと指導している姿が目に浮かぶ。
いや、もう既にそう活躍しているからこそ、この素晴らしき称号が授けられたのだろう。
 
 
 
おめでとう
卵が孵化するとき、人の一生が決まる。
ぼくは君のその瞬間に立ち会えた幸せに感謝する。
 
 
 
 
 
*私の好きな「建築士法」
 建築士は”品位”を保持しなければならないのです。
 
第二条の二 
建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
 
 
tamago
・ある夏の日のパリ  頭の上に鳥さん
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック

健康のためなら…

健康のために留意すること

食事・睡眠・運動
 
ずいぶんと長くトレーニングを続けているのだが、ついついやり過ぎてしまい、己の身体の限界を超え怪我をしてしまう。
原因はわかっていて、”年甲斐もなく”ということ。
いつまでも若い頃と同じメニューでやっちゃったり、要するにトレーニング下手なのだ。
 
まったく自分の馬鹿さ加減に心底腹が立つ。
昨年半年以上全くトレーニングができず、治療と療養を繰り返す日々が続き、その間、トレーニングルームはいつしか家族の洗濯物干し場になり、観葉植物は茂りまくり、ベンチには古新聞が置かれていった。
その部屋を横目で見ると情けなくなるのだが、それより何より一番悲しいのは、ぼく自身が痩せてしまったこと。
本当に痩せてしまった。
トレーニングをしている人ならわかると思うが、運動をしなくなると一気に筋力は衰えはじめ、やがて消えるように痩せていく。
医者からは、神経を損傷すると筋肉が落ちていく 高齢になって足腰の神経を痛めると痩せてしまい歩けなくなるのはそのせい。と教えられた。怖い
知り合いからは「あれ?痩せた?」なんて言われちゃうし、スタッフからは「お腹が…」とか、
それは悲しいほどに、本当にお腹が出ちゃったし、お気に入りのジャケット着ててもなんかカッコ悪いし、、、あぁぁぁぁってなった。
 
しかし昨年暮れあたりから療養の甲斐あって洗濯物部屋と化したルームを少しずつ片付けて、ゆっくりだが復活していきたいと活動を試み始めてみた。
最初、軽々だったはずのウエイトは思うように上がらないし、懸垂は一番ショックで、ぼくは干物か?と、ぶら下がり健康器状態。
でも、無理せず少しずつ(アタリマエ)
今度は怪我をしないように(アタリマエ)
まず自分の歳を考えて(これ一番大事)
 
 
これから五十代後半、
ちょっとだけヨガのマネゴトをしながら、しなやかさを得たい。
ずっと続けている瞑想と呼吸法は本来の自分を教えてくれる気がする。
パワー系トレーニングはほどほどに、でもそれをトレーナーの友人に報告してちょっとだけ褒めてもらいたい。
 
仕事も趣味も何もかも、何事も突き詰めてしまう性格故、良いこともいっぱいあるけど、こんな怪我は二度と無いように、自分はもう若くないオッサンなんだよ、ということを完全に肝に銘じて生きる。
健康のためなら…
それが家族にも仲間にもいつも笑顔でいられるための大切な心のトレーニング。
 
 
※健康のために留意すること
食事・睡眠・無理のない運動
 +
いつも笑顔 (*^_^*)
 
 
 
 
 
kenko
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック