Monthly Archives: 1月 2023

今日、ウチのスタッフの1月1日バースデイのお祝いを少し遅れで行いました。
エムズデザインではスタッフの誕生日を必ず全員で祝います。
ぼくがお隣の花屋さんで花を摘み、皆がその子の好みのおやつとお茶で一時を過ごします。
お誕生日おめでとう。
 
 
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幸せなのは、仲間が全員で大切な一人のバースデイを祝えること。
一言でいうと、こうなってしまうのだが、ぼくが言いたいのは、このバースデイの主人公一人のことを祝ってあげたいと思う気持ちが浮かばない人がウチには誰一人いないというステキな仲間達だということ。
 
言い換えれば、普通、人はバースデイと聞けば、それがたとえ本気で思っていなくても誰もが必ず「おめでとう!」と言うだろう。
しかしそれが口先だけでなく、それを自分の愛する人へ言うように、その言葉を本気で言えるということ、本心で思えているということが、ぼくはその場の空気でわかる。
あの人のは祝いたくない、面倒くさい、なんで会社でやるの?などと思う人が一人たりともウチには居ないということだ。
 
愛する人を祝うこと、大切な人を祝うこと、
自分の子供を祝うように、自分の家族を祝うように、
愛する人に喜んでもらいたいと思う気持ちの時、現れてくる何かがあるのがわかる。
と同じ空気が流れているのがわかる。
誰一人その想いが欠けることなく思えることは、この場所にとてつもない大きな豊かさという何かが溢れているからかもしれない。
日々何も変わりなく過ぎてゆくことが本当の幸せだからこそ、この大切な想いを持つことができるからかもしれない。
 
 
幸せとは、人に何かをしてあげたい、と思ったときに現れてくれるオーロラのよう。
空に浮かぶその揺らぎはその人を魅了し、美しい色に染め、澄んだ空気で包み込む。
自分の幸せは、相手の幸せ、
今日もまた、祝う人と祝われる人を、その美しいオーロラが現れて包み込んでくれた。
 
 
 
 
 
 
 
230113
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック

2023 卯年 元旦

2023 卯年
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
毎年語ること、それは年越しのお仕事に抱かれて新年を迎えられることへの感謝。
どうもありがとうございます。
 
 
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そこに打刻する、新しい時代へ代わるための節目
 
月日がただ淡々といつも通り流れていくことの幸せを感じている。
そこに人間は”節目”というしるしを設けて、それを祝ったり、整えたり、そこから勇気をもらったりしているんじゃないかと思う。
本当は自然界がつくり出した何らかのきっかけを誰かが節目としたのだろうけど、それを現代でも受け継いでいる事はぼくにとって、とてもありがたく良き風習に感じるし、ぼくはその節目で何かをするのが好きなんだ。
 
自然が教えてくれて、先人達が決めてくれた節目を今をも持って生きること。
それは常に気にしていなければいけないことではないけど、それを両親から教わり、自らが守り、そしてそれを子供へと渡していきたいと思ってる。
ぼくの仕事は建築士として、ぼくらに依頼してくださる方のご家族やそのご先祖さまが守ってきた土地や家をただ引き継ぐだけでなく、同時にそういった、その家だけに受け継がれてきた思いや出来事を節目にして渡していく仕事のように思える。
 
このご夫婦は、なぜまた実家に戻ってきたのか?
なぜ新築することを選び、古い家を建て直そうと思ったのか?
もしくは、なぜ新築ではなく、大がかりにリフォームして新しい生活を送ることにしたのか?
はたまたぼくもそうだが、親から受け継いだ家(土地)でなくても、何らかのきっかけでその地に巡り会い、新しく家を新調し、真新しい世界へ行こうとしているのを身を持って感じている。
それがすべて良いことだという気持ちもない。
もしかしたらネガティブな理由からどうにもならなくって、でも前を向かなければ、と一念発起してその思いを節目としたことだってぼくは何件も知っている。
 
ならばそこに、あなたが勇気を持って新しく打刻した節目を僕は心から称えたい。
あなた自らが創り出した節目をぼくは大切に共有したい。
それは周りから見れば大きな節目ではないかもしれない、
まだ産毛の生えた生まれたての節目かもしれない、
例えそれがあなただけの節目でも、ぼくはぼくらとの大事な節目として大切にする。
 
 
”エムズデザインは家をつくるだけではない
たった一人のあなただけの新しい世界と豊かなライフスタイルをつくるのだ”
 
 
 
2023年
本年もご依頼者様の節目を大切に考えながら、あなただけの新しい世界を創り出して行きます。
林正晃
 
 
 
 
 
 
私が高熱でうなされている元旦の早朝、
エムズデザインを代表して新しい世界をつくるべく、常務とスタッフが初詣に行ってくれました。 
ありがとう。
230101
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック