今日、ウチのスタッフの1月1日バースデイのお祝いを少し遅れで行いました。
エムズデザインではスタッフの誕生日を必ず全員で祝います。
ぼくがお隣の花屋さんで花を摘み、皆がその子の好みのおやつとお茶で一時を過ごします。
お誕生日おめでとう。
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幸せなのは、仲間が全員で大切な一人のバースデイを祝えること。
一言でいうと、こうなってしまうのだが、ぼくが言いたいのは、このバースデイの主人公一人のことを祝ってあげたいと思う気持ちが浮かばない人がウチには誰一人いないというステキな仲間達だということ。
言い換えれば、普通、人はバースデイと聞けば、それがたとえ本気で思っていなくても誰もが必ず「おめでとう!」と言うだろう。
しかしそれが口先だけでなく、それを自分の愛する人へ言うように、その言葉を本気で言えるということ、本心で思えているということが、ぼくはその場の空気でわかる。
あの人のは祝いたくない、面倒くさい、なんで会社でやるの?などと思う人が一人たりともウチには居ないということだ。
愛する人を祝うこと、大切な人を祝うこと、
自分の子供を祝うように、自分の家族を祝うように、
愛する人に喜んでもらいたいと思う気持ちの時、現れてくる何かがあるのがわかる。
と同じ空気が流れているのがわかる。
誰一人その想いが欠けることなく思えることは、この場所にとてつもない大きな豊かさという何かが溢れているからかもしれない。
日々何も変わりなく過ぎてゆくことが本当の幸せだからこそ、この大切な想いを持つことができるからかもしれない。
幸せとは、人に何かをしてあげたい、と思ったときに現れてくれるオーロラのよう。
空に浮かぶその揺らぎはその人を魅了し、美しい色に染め、澄んだ空気で包み込む。
自分の幸せは、相手の幸せ、
今日もまた、祝う人と祝われる人を、その美しいオーロラが現れて包み込んでくれた。