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伝心

あぁ、今日は感謝を伝えよう
この話題はずっと書きたかったけど書くことができなかったblog
でも今日は書こう!なぜなら感謝を伝えたいから
 
おいおいナニ自慢してるんだ?ナニ威張ってるんだ?と思われるかもしれませんが、今日は書かせてください。
 
 
10年以上前、あるウチのスタッフががエムズデザインに入社して数ヶ月経った頃、ぼくにポロッとこうこぼした。
「こんなに沢山の贈り物をいただける設計事務所はきっと他に無いですよ!これはスゴイことですよ?こんなに感謝を戴けるなんて信じられないです!…」と。
ご依頼者さまが打ち合わせでオハナにお越しくださった時に戴く贈り物はとても尊い。
ぼくはそれまでもこうした贈り物を戴けてることには本当にありがたいと思っていたから心から感謝をしていたし、それはそれは本当にスゴイことだと、嬉しいことだと常々思っていた。
でもそれはそれまで思っていた感謝の気持ちを遙かに超え、本当にありがたいことなのだとそのとき再認識したのを憶えている。
そしてでも「うん、そうだね、ありがたいね、」って、取るに足らない返事をしてしまったのも憶えている。
 
 
 
贈り物、
人はお誕生日でもお土産でも相手にプレゼントを渡すとき、その人のことを一生懸命考える気がする。ぼくはそうだから。
とりあえず、これで、、、などではなく、
これは似合うかな… これは喜んでくれるかな… 美味しいって言ってくれるかな… って。
逆に、
あまり好みじゃなかったらどうしよう… 当たりさわりのない安全パイで行くかな…
でもせっかくだったら喜ぶ顔が見たいし… と迷いながらその人の笑顔を思い浮かべ、喜んでくれる姿に思いを馳せて選んだとき、以心伝心が起きる気がする。
そしてその一瞬には、その相手の事しか考えていない瞬間があるということ、
この貴重な瞬間を思うと感動してくる、
一瞬でもぼくらのことを思ってくれて選んでくださったものには、何百、何千、何万の愛が上乗せされているのだから。
こんな風に選んでくださっているのかな…?って、目を閉じるとその方のお顔と共にその美しいシーンが浮かび上がってくるよ。
その愛の重さがずっしりと感じられる様な、触ればほんのり温かさがあるような、そして中を見れば様々な色が輝いて見えるような、、、
いつもぼくはそんな風に感じる。
 
もう何年も前から毎年毎年、旬の時期に送ってくださる美味しい果物、お野菜、海のもの…、焼いたばかりの手作りパンはまだ香ばしい匂いが残っている…
ご自身が美味しいと感じられたものを共有してくださったり、手に入りにくいものを並んでまで買ってきてくださったこと、
海外ご出張で見つけてくださった見たこともないステキなもの、各国の旅行のお土産や、郷土の名産品には味わったことのない未知の味がした。
それに、お誕生日を忘れずにいてくれること、オリジナリティあるプレゼントには演出もあってありがたかった。
ときに宅配便屋さんが届けてくれる箱がしゃべることは無いけれど、その無言の箱からは、いつも様々なメッセージが聞こえ、愛が溢れこぼれ落ちそうで一人じゃ持ちきれないんだ。
 
 
ウチの会社は人数がそこそこ居るから申し訳ないな… なんて思いながら、包みをほどく頃には若手のハイエナ達(笑)と、食いしん坊女子軍団が周りに寄ってきてチラチラのぞき込んでる。皆が笑顔になる瞬間だ。
そんな日にはちょっと長目のBreak timeをとってガヤガヤワイワイ美味しくいただきますよ!それに合うお飲み物を用意してね、Coffee、紅茶、お茶も…
そしていただく前には必ず胸に手を当てて目を閉じる。
その方を思い浮かべ感謝を伝心するんだ… それがぼくの流儀、ぼくからの礼儀。
 
 
ぼくらは心を込めて家をつくっている。
いや、家をつくっているだけでなく、その方の未来を創っていると本気で思っている。
正直、この思いが伝わってほしいと常に願っているし、一生懸命、頭に汗をかき、何度も何度もペーパーをクシャクシャに丸めて捨てながら描き上げる図面からそんな思いが伝わってくれていると信じたい。夕暮れの現場で皆が力を合わせてつくりあげていく姿から、そんな思いが伝わってくれていると信じていたい。
 
どうだろう、
こんなに愛されている会社はあるだろうか?
これは、”とりあえず手土産” ではないんだ。
そのプレゼントの中には納まりきらないほどの想いが大きな愛に包まれて入っていて、それを私たちは皆で手を繋ぎながら受け取るんだ。
エムズデザインは、そんな会社。
これからも、仕事に自信を持つこと、そしてこれからもこうして戴ける愛を誇ろう!
お客さまから戴けるたくさんの愛を誇り、そしてそっとお返ししよう。
 
いつまでもぼくたちはその愛を大切にする
ずっとその愛に包まれて生きる
 
 
 
 
 
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投稿者: hayashi 日時: パーマリンクLeave a commentトラックバック