あの時と同じ西に傾いた眩しき太陽とともに
若き日の淡い気持ちを思い出す。
滲んだ色の心の葛藤、
言い出せない気持ち、
迷いと不安が入り交じり、
本気で笑うことなどできなかったあのころ、
ラジカセに耳をくっつけて必死にたくさんの曲を聴いた。
いつしかぼくは大人になり、
そんな気持ちを押し殺せるようになっってしまったけど、
それでもその曲を耳にすると今でも胸がキュンとなる。
この素敵な旋律、大切な思い出、
いつもぼくの心の奥底にある琴線に触れる。
もう一度あのラジカセに耳を寄せられたなら、
若きぼくに逢えそうな気がした。
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投稿者: 2013年8月15日|パーマリンク
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