2015新春

 
チェリストの溝口肇さんが出ていたとき、「世界の車窓から」のテーマソングには、
 
列車が走っているときに聞こえてくるサウンドがメロディーのバックにちりばめら
 
れていると聞いた。
 
確かめて聞いてみると、、、
 
すごい!!!
 
あの、旅に出たくなるような旋律があまりにも素敵すぎるからバックで鳴っている
 
この音が聞こえなかった。
 
 
いや違う、
 
うちのテレビから出てくる音があまりにもショボすぎて聞こえなかったんだ。。。
 
 
いや違う、
 
ぼくはこの手の話しは、チョー得意なのだから気づかぬわけがない。
 
ということは、、、
 
 
ちゃんと聞いていなかったんだ。
 
正直、この曲を知ってはいたけど、ちゃんと聞いてみたことはなかった。
 
 
 
始まりの旋律からは、発車のベルなのかそれとも警笛か
 
機関車の車輪音が心地いい
 
蒸気の吹き出す音なのか
 
線路の継ぎ目から響く歯切れのいいアクセント
 
車両をつないでいる連結器からの金属音も
 
サーッと列車が走り抜ける風の音まで聞こえてきそう。
 
 
 
 
そうか。
 
教わること、
 
知りたいと思うこと、
 
気づかぬものすべては、気を付けることにより自分に入ってくるのだ。
 
「気」を自分に「付ける」
 
そんなこと知っていたことなのに。
 
 
 
 
気を付けて聞くことにより「世界の車窓から」はぼくのものになる。
 
 
 
今年は今まで見ていなかったこと、聴くことのできなかったこと、知りたくても忙し
 
さにかまけておろそかになっていたことなど沢山を取り込んで行く。
 
今まで聴かなかった曲、好んで食べなかったもの、読んだことのない本、
 
ちょっと考えて、思い浮かべてみれば、どんどん出てくるし、ルーレットのように
 
出た目を追ってもいいと思ってる。
 
ある意味頑固、だけど羊のウールのような柔軟性が取り柄のぼくは今年、車窓から
 
やわらかな景色が見られる列車に乗り込みます。
 
 
 
 
 
新春
 
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
140105
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンク

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