素敵に感じるホテルがぼくにはたくさんあります。
都度都度感じることを日記のように書き記したいけど、、、
生涯忘れることは無いであろう、エントランスのバレーパーキングでの超一流な対応や、夜のプールサイドでの出逢い、レストランでお気に入りのシートに座らせてもらう魔法の言葉 etc etc…
書きたいことは、いや、
忘れたくないことがたくさんあります。
今日は少しだけ「ハレクラニ」を書きます。
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ここ、
朝、昼、晩、どの時間が一番好き?と聞かれたらサイコーに困るここでのステイは、いつものホテルライフとまったく違った過ごし方をしたい。
様々な表情を見せてくれるホテルはたくさん!そして
ハワイには行きたいところがたくさん!だけど、それより何より、ここでのステイはこの空気を味わいたいんだ、せめて数日、ここに居るときにはね。
ぼくだけかもしれないが、
ハレクラニには、ここにしかないHAWAIIを感じさせてくれる表情がたくさんある。
今日はその中のお気に入りを一つを記そう。
ここでぼくがとても楽しみにしていること、
それは、
昼下がりから夕方にかけて、
陽がまだ高いうちにこの部屋に戻ってくること。
なぜか。
ここでぼくが好んでbookする部屋には、窓ガラスの内側に、木製のルーバー式引き戸がついている。
これは、日中、窓から差し込む強い陽差しを和らげ、夜はプライバシーを守るためにあるのだが、ぼくはこのルーバー引き戸にこのブランドのホスピタリティを思い切り感じるのだ。
ただ単にルーバー引き戸があることがホスピタリティという事では全くなく、、、ではどういうことかというと、
このルーバー式引き戸の羽の部分は、可動式になっていて羽の角度が調整できる、、、
え?可動式だからいいの?と思われそうだが、そういう事でもない。
この日ぼくがここに到着しチェックインしたのはPM9過ぎだったのだが、その時このルーバーはすべて閉じていた。
当たり前だよね、夜だから。
しかし昼下がりから夕方にかけての時間にこの部屋に戻ってくると、ルームキーピングに来てくれた方が、このルーバーを操作しておいてくれる。
どのように操作してくれるのかというと、このルーバーを少しだけ開いておいてくれるんだ。
少しだけ開くことで、そこに隙間をつくることで、強い陽差しとルーバーの影がそれはそれは美しい縞模様になって部屋中を飾ってくれるのだ。
すべての引き戸の、ルーバーの角度をぴったり合わせていくから、そこからこぼれる陽差しと影に淑やかさを感じるほどに。
これに穏やかな波の音がプラスされ、鳥さえも囀る。
それは言葉で言い表せないほど美しく、ここHAWAIIに似合う、ここハレクラニでしか味わうことができない本当に素敵なワンシーンなんだ。
ぼくはこのコントラストの美しさに身体中の力を抜かれ、そのままベッドに横たわる。
そしてルーバーの隙間から差し込むキラキラの眩しい太陽に目を細めていたら、いつの間にか眠りに落ちてしまうんだ。
つかの間の美しい時間、
いや、眠ってしまったから一瞬だったな。
この部屋でしか見ることのできない映画のようなシーン。
その映画の主人公にしてくれるハレクラニは、いつもここはぼくの部屋だと錯覚させてくれる。
素晴らしい時間だったな。
ぼくは必ずまたここに来る。
穏やかな風を感じ、波の音を聞きながら眠れるこの部屋に。
Mahalo Halekulani
*youtubeに飛び音が出ます。
投稿者: 2019年11月16日|パーマリンク
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