こんにちは、エムズ林です。
慣れないながらも頑張ってブログ更新していきますので、ごゆっくりご覧ください。
since, February 2006.林のプロフィール
エムズデザイン[住宅リフォーム・新築設計]-
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Author Archives: hayashi
日時:
10月も半ばを過ぎ秋の長雨には少しずれた感じがあるのだが、この空は数日続いている。
現場に向かうときほとんどぼくが運転するのだがたまに後ろに乗せてもらえるときがある。
ゆられる車中、ぼくは窓越しの濡れた木々に目を向けた。
すると外が雨のせいもあるのか、車の窓ガラスが鏡のようになって車内が映し出されているのに気づいた。
目線を向けると設計チーフとデザイナーの何気ない会話と笑い声が聴こえる。そしてまた窓の外の雨と流れる景色に移すと、水たまりを蹴って走る銀のトラックの音が聴こえた。
人はその一瞬に二つのことを知ることはできないのか。
それはあたりまえのことなのか。
そんなことはわかっているのだが、ここでまた、大切な物語りはその一瞬に力を注ぐことでしか得ることができないという事に気づかされる。
誰もがわかっていることなのだ。
しかし、それでも…とか、
どうにか…とか、往生際を悪くしてみたい。
気がつくと二人の会話が笑い声から今むかっている現場の話に移っていた。
何やら真剣に話をしていた。
ぼくは外に目を向け、車が風を切る音を後ろに聞きながら少しだけその話に耳を傾けた。
そしてちょっと寄り目っぽくして目線のピントをずらし、車窓に映る二つの景色を同時に見つめてみた。
何年も前に工事をしたお客さまからの電話は一瞬でその時代へ戻してくれる。
まるでテープレコーダーを逆再生するみたいにキュルキュルキュルっと。
あ、これは若い人にはわかりにくい表現かもな。
ぼくの携帯電話番号は、今にくらべると超大型だった携帯電話全盛期の030から始まる電話番号で、もちろん今でもその番号を使わせてもらっているわけで、ときどきその時代のお客さまからの電話が鳴る。
その時ぼくはちょうど実家で母と会話している時だった。
「久しぶり〜」と明るい声をかけてくださったお客さま。
その瞬間、その方のご家族全員の笑顔がパッと蘇った。
ご用件は、昨年お子さまたちが独立なされたので主寝室を広々とさせたい、とのことだった。
嬉しい。ただただ嬉しい。
新しいお客さまとの出逢いはとても嬉しい。ありがたい。
しかし、それと同じくらい昔のお客さまとの再会はとても感動する。
新しい物語りはいつも突然降りてくる。
古くからのお客さまの新しい物語り、
ぼくはそれを求めている。いつも、いつも。
その感動が欲しいから、日々新しいお客さまに出逢っているんだとも思う。
あの頃からぼくは成長しましたか?
ぼくはその成長を知ることで、またこの場所から進める気がします。
すべてに感謝。
すべての出逢いに、そして新旧すべての新しい物語りに感謝。
成功は最良の出逢いから生まれると信じています。
家づくりの成功は最良の出逢いから生まれると信じています。
私は、愛すべき我が恩師と出逢ったとき、
この仕事にすべてをかけようと決めました。
ハートとハートが繋がったとき、愛が生まれるように
その出逢い、繋がりこそが、安心と成功を導くと信じています。
今日までのたくさんの出逢いに感謝
まだ見ぬあなたとの素晴らしい出逢いを願って
感謝
今までのお客さま、
現在、工事進行中、プランニング進行中のお客さま、
今年も全スタッフ夏期休暇を頂けることに感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
まだ見ぬこのブログをご覧頂いている将来のお客さま、
お盆休みには多くの家庭で家づくりの話が出ていることと思います。
毎年この長いお休み中に、たくさんの資料請求を頂戴します。
お悩み中の方、よろしければご請求くださいませ、
そして、どうかお気軽に。
あなたさまのお力になれるかもしれません。
素晴らしき出逢いを願って。
ありがとうございます。
お願い:お休み明けのご発送になりますことをご了承くださいませ。
夏
子供のころは、外に出て真っ黒に日焼けして遊んでいた元気な子供じゃなかった。
どちらかというと、
窓から強烈に差し込む西日に映し出される自分の影を見ながら好きなレコードを聴いている子だったかもしれない。
だから、その反動なのか、今
その頃、本当は欲しかった子供らしい元気な姿を、いまになっても追っているのか、まさかこんな歳になってそれはないと思うのだが。
梅雨が明けた瞬間、あれだけ楽しみにしていた夏が始まったとたん、
その夏と一緒になぜか「切なさ」が訪れる。
気温が高く、暑くて暑くて大変な日は良いのだが、
ちょっと涼しかったり、秋空のような、ちょっと空が高かったりすると、えっ?って、
まだ夏終わらないよね、って心が揺れてしまう。
それでも今年の夏は、何年ぶりかで家族旅行に行かれる。
やりがいのあるお仕事もたくさん入っている。嬉しいです、皆さまに本当に感謝。
久しぶりに花火も見たいし、読みかけの本を持って大好きな海にも行きたい。
まずはベランダの窓を少しだけあけて、小さな音でギターを弾いてみた。
ご近所からBBQの美味しいそうな香りが飛び込んできて、それを盛り上げてくれた。
51回目の夏
現場からの帰り、ギンギンに冷えた冷蔵庫のような車内に飛び込んだ瞬間、真夏の幸せを感じる。
ぼくが今まで培ってきた仕事の自信、設計のこだわりをこれからどう出していくか、
今年はこの夏にそんなことを教えてもらおうと思ってる。
思いを込めて綴ったから
それが届けばいいなと思ってる
あの日届いたメッセージには
ずっと大切にしてくれていた優しさが
時が経つにつれ薄れかけていた思いは蘇り
あの時間が美しかったのだと回想した
もしもあなたに返事が届いたなら
あの時代が本物だったのだと伝えられている
いつでも二人は with passing time
同じ季節を
ぼくと一緒に with passing time
同じ時代を見たのは君だけ
ぼくはふたたびあの時のメロディーを奏で
ふたたびあなたからのメッセージを待つ
長年ぼくと同じ時間を過ごしてくれた大工の平山さんがこの度お仕事をあがられる。
長であるぼくも51になったとはいえ、まだまだ未熟なぼくらを残して大物の先輩があがられることに不安と寂しさが入り混じる。
今日は今までの感謝を綴りたい。
三月のある日、奥さまが倒れられた。
ぼくがそれを知ったのは、すでに気候が変わり春の香りが落ち着きだした頃だった。
ぼくらの心配をよそに、彼の仕事ぶりはいつもと何変わらず、
しかしその変わらない姿がぼくに少しだけ心配を呼んだ。
少しだけ時は過ぎ、
入院されていた奥さまの退院が決まったことはとても嬉しいニュースだった。
それに伴い、これからは家での生活の中でリハビリを続けられることになる、とスタッフから告げられた。
彼は自分の仕事より、いや、自分の生き様を変えて、家族との時間を選んだ。
「これからは、かみさんと一緒に居てリハビリをしようと思います。」
ぼくは流石だと思った。当たり前のことなのかもしれないが、流石だと思った。
大工仕事が大好きだった彼の腕は言うまでもなく、
その功績はうちの20代、30代のスタッフにも多大な影響を与えた。
ぼくは平山さんのこの卒業をどのように考えようか。
頭をひねることなく、その答えは一瞬で現れた。
「娘さんを呼んで、うちのスタッフ全員でパーティーしよう!
で、せっかくやるなら、スタッフの家族もいっぱい呼んで、皆でこの門出を祝おう!」と。
ぼくは、彼の二人のお嬢さんに、お父さんの仕事姿を見てもらいたい、そしてエムズデザインでの功績と、こんなに素敵なスタッフと一緒に仕事をしていたんだ、という二度と見られない格好いい父親の姿を目に焼き付けてほしい、と思った。
それこそが、ぼくらの提言している「’ohana の心得」だ、とも思った。
お嬢さんを連れてきた彼は、今まで見たことのない父の威厳が漂うながらも優しさ溢れる父親の姿だった。
オハナにちなんで「ハワイ風」なパーティーということで、彼とお嬢さんにお花の首飾りをかけてあげたら、今まで見たことのない、ちょっと面白い光景だった。皆で笑った。
スタッフ一人一人からの贈る言葉のメッセージに、何故かぼくが心打たれ、もちろんそれを聞いてる平山さんの顔もとても温かかった。
仕事中には見られないその温かな笑顔は、ぼくらも自然に笑顔にしてくれた。
感動の時間だった。
時間が経つのは早く、楽しい宴はすぐに終わってしまう。
一通り、飲んで、食べて、笑ったあと、
最後に平山さんがお言葉をくださった。
ポケットの中でちょっとくしゃくしゃになった紙に書かれたぼくらへのお言葉はとても重かった。
しかしその温かなメッセージは、確実にスタッフ皆を勇気づけた。
そして、
オハナの扉を出て行く後ろ姿に皆で感謝の拍手、
一つの歴史が終わった。
今日ここまで、
ぼくというパートナーを選んでくださってありがとうございました。
これからは奥様との時間を楽しくゆっくり元気に過ごしてください。
感謝。
追伸
この日の準備をするために、我がスタッフのチカラは偉大だった。
めちゃくちゃ美味しい料理を、素晴らしい現場の記録、思い出のmovieを、手分けしての設営の準備を、みんなありがとう。
皆のすべての思いは必ず実る。
素晴らしいよ。
ありがとうね。LOVE
大規模リノベーション&修繕工事を行わせて頂いております。
この建物は、重量鉄骨の三階建て。
内外装のすべてを生まれ変わらせて、新しい活躍をしてもらいます。
これは、新しくなった屋上の防水の写真。
現状は、表面の劣化がひどかったので、既存と同じ施工方法はNGにし、今回はまず材料、施工方法、金額、メンテナンス性、を考え、4種類を選び、その中から最も適した方法を選びました。
仕上がったばかりの防水層は、さっきまで降っていた雨をキレイにまん丸水玉にはじいてくれてとても気持ちがいい。
皆で仕上がりを満喫しながら、今後の工程を話し合いました。
ありがとうございます。
娘を嫁に出したことがないからその感覚がどんなものなのかはわからないが、完成現場のお引き渡しはいつもちょっと胸が熱くなる瞬間がある。
それは、設計への想い。
(お客様への感謝は常に感じております。今回は内輪への思いを綴らせて頂きました)
お客様との出逢いの日、僕たちは期待と不安を抱える新入生のようなソワソワとワクワクが入り混じった朝を迎える。
エムズのこと気に入ってくれるだろうか、
変なふうに思われないかな、
何十年もこの仕事をやってきてもこの感情は変わることがない。
それどころか、この感情は、最後の最後、
このお引き渡しの日までずっと続くのだ。
夜遅くまで設計メンバー、積算メンバー、コーディネーターがデザインミーティングを重ねていたこと。
お客様からのご要望を叶えるべく、何度も何度もご希望を読み直したこと。
我が工務部隊worksのメンバーと現場で言い合いしちゃったこと。
そんな沢山の思いが、綺麗に仕上がったお部屋から湧き出るように思い出される。
そして一人ひとりからお客さまへ綴られるメッセージには、
『そんなことを感じていたんだ…』とか
『そこが要だったんだ…』と初めて感じることが多々ある。
今ぼくはすべてのお引き渡し現場に携わることは叶わぬ願いだが、
ぼくが都度回顧するように、スタッフも、ステキな時間を過ごせたと感じてもらえたら幸せだな。
この素晴らしい感情を生んでくれるのは、そこを作らせてくれたお客さまが居たからこそ。
我らの生は、すべてお客さまが居てくれるからこそなのだ。
設計ができる幸せ。
それを体に刻み込んで取り組め。